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主張

2018年1月15日

新年のご挨拶

 あけましておめでとうございます。昨年は、森友学園、加計学園での「忖度」による行政の歪みや北朝鮮による核開発、ミサイル発射で揺れた一年でした。

 一方国連では核兵器禁止条約が承認され、発効に向け加盟国の署名・批准が進んでいます。またICANがノーベル平和賞を受賞したという嬉しい知らせも飛び込んできました。国際社会は核のない世界に向け大きな一歩を踏み出したと言えます。

 10月に行われた衆議院の解散、総選挙では自公が解散前と同様3分の2以上の多数を占め、引き続き安倍総理が政権を担うこととなりました。憲法9条改正が本格的に政治の舞台に上がるのでしょうか。4月には診療報酬・介護報酬同時改定が行われます。診療報酬は技術料の若干のプラスで決着しましたが薬価を含めた全体としては引き下げ、介護報酬は微増ですが、介護保険の受給制限等も報道されています。歯科の技工士問題や介護現場での人不足でも指摘されていますが、健全な経営を担保できる診療報酬・介護報酬の引き上げは必ず実現しなければなりません。日本の医療、介護制度が崩壊の危機に瀕している今こそ、保険医協会、保団連の医療・介護制度を守っていくための提言、訴えはますますその重要性を増しています。安心、安全に暮らせる日本を作れるかどうか、今大きな岐路に立っていると言えるのではないでしょうか。

 今年の干支は戌(いぬ)です。犬といえば親しみのある、従順な、と言うイメージがあります。犬の祖先である狼は強いリーダーのもと集団で生活をしています。集団としての力が種を守ってきたのでしょうが、反面リーダーに依存し、個々の判断や個性、能力が発揮できないという恨みも持ちます。飼い犬にその性質の片鱗を見ることもあります。どことなく我々日本人にも通じる気質のようにも思えます。国が決めたことだからと盲従するのではなく、時にはリーダーを疑い、自分自身で学び、考え、そして判断していきたいものだと思っています。

 本年も先生方の変わらぬご支援とご支持、ご鞭撻をお願いします。

(理事長・青山哲也)

【奈良保険医新聞第424号(2018年1月15日発行)より】

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