2012年5月10日(木)
会員のための共済制度、上手に利用しよう―保険医年金・休業保障・グループ保険が3本柱
今年も、協会の共済制度の普及がスタートした。保険医協会の共済制度は、保険医年金と保険医休業保障共済とグループ保険の3本柱から成り立っている。
保険医年金は積立金が1兆円を超える日本で最大級の私的年金で、保団連が決算を点検しながら委託先の生命保険会社が運用している。従来からの三井・明治安田・富国・ソニーの各社に昨年より日本・太陽・第一を加えいっそう安全性が増した。予定利率は年1.259%と、超低金利の時代に魅力あるものとなっている。
保険医年金は、1口1万円から最高30口30万円まで毎月積み立て、将来、10年・15年・20年の期間を選択して運用利息とともに年金で受け取ることができる。年金開始時期は80歳までで任意に決めることができる。仮に現在の予定利率で計算すると、10口を10年間かけた場合、元金1200万円、利息を含めた合計が1243万9千円、10年確定年金で受け取る場合月々の年金額は10万9060円になる。
開業医には、開業・子弟教育・医院のリニューアル・老後等々、一般サラリーマンとは異なる年齢での人生の節目とそれによる資金需要がある。そんな個々の保険医のライフプランにあわせて利用できる。受取時の税金が心配なら毎年少しずつ解約することもできる。
AIJ投資顧問会社の巨額損失事件報道で不安に感じている方も居るかもしれないが、保険医年金はAIJとは一切関わりはない。保団連の共済制度運営委員会において財務基盤の健全性が毎年確認されておりマイナス運用もない。もし仮に生命保険会社が破綻したとしても生命保険契約者保護機構により90%は補償される。
グループ保険(団体定期保険)は最高4000万円(年齢により制限あり)まで加入できる。特徴はきわめて割安な保険料で保障が得られること。1年更新のため毎年決算し、剰余が生じれば配当金として加入者に還付する。
休業保障は改定保険業法による規制のため現在募集を停止しているが、再開求めて運動をすすめた結果法改正が実現、募集再開に向けて準備中である。補填商品として団体所得補償保険もある。
保険医協会の共済制度はスケールメリットが大きく、事務手数料などを除きマージンはできる限り加入者に還元されている。一般の生保会社の商品と比べ割安に運営できるのは共済ならではのもの。ぜひこの機会にご検討を、協会事務局までお気軽に連絡いただきたい。
【奈良保険医新聞第358号(2012年5月10日発行)より】