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協会のとりくみ

2017年12月15日

診療報酬の大幅引き上げを求め、首相らへ緊急のファクス要請

 来年度の政府予算編成が大詰めを迎えるなか、当会では、来年2018年度の診療報酬改定に向けて、大幅な引き上げの実現を求める緊急の要請を、首相・財務相・厚生労働相へあて、それぞれファクスで送付し、改めて要請をしました。

2017年12月15日
内閣総理大臣  安倍晋三 殿
財 務 大臣  麻生太郎 殿
厚生労働大臣  加藤勝信 殿
奈良県保険医協会
理事長 青山哲也
【緊急要請】
国民に安全・安心で、必要な医療を提供するため
診療報酬の大幅な引き上げの実現を

 貴職には、日々、国政の重責を担い職務に精励されていますこと、敬意を表します。
 私たち奈良県保険医協会は、おもに奈良県の保険医1080人あまりで構成し、保険診療を通じて患者・国民の命と健康を守るとともに、その根幹をなす国民皆保険制度を守り発展させるべく、また、保険医の生活と権利を擁護して諸活動を展開しています。
 さて、2018年度の政府予算編成にあたり、2018年度実施の診療報酬改定は「本体0.55%引き上げ、ネットでは1%以上のマイナス」の見込みなどと報道されています。
 しかし、11月8日に中医協に示された「第21回医療経済実態調査」では、2016年度の一般病院の損益率はマイナス4.2%と「過去3番目に悪い数値」となり、厳しい実態が明らかとなりました。また、一般診療所の損益率も悪化の傾向が続いています。
 診療報酬は医療機関の収入であって医療従事者の人件費などを賄うとともに、患者さんが受ける医療の内容、水準を規定するものです。安全・安心の医療を提供するためには、必要な人件費や設備関係費を確保しうる技術料が不可欠です。医療従事者の専門的な技術やサービスを適切に評価した報酬とするためには診療報酬の大幅な引き上げこそが求められます。
 私たちの要望は繰り返し、首相はじめ政府関係機関等へお届けしているところですが、改めて下記の事項を強く要望いたします。

一、 国民に、安全・安心の医療であって、必要とされる医療を提供するため、診療報酬の大幅引き上げを求めます。

※以下に参考として、県内の保険医から寄せられた声の一部を紹介します。
  • 高齢者が増え、国民の医療に対する期待が今まで以上に高まっています。医療従事者の負担が増えるばかりです(医師)
  • 安心して生活できる日本にするために、医療提供する医療機関への配分を増やし、医師・看護師・医療従事者が満足して働ける環境をつくってください(医師)
  • 良心的な医療をするためには、ある程度妥当な診療報酬が必要です。診療報酬を下げることは、医療の質を下げることにつながる恐れがあります(医師)
  • 今のままでは、私立中小病院は経費倒れでどんどんつぶれていきます(医師)
  • 超高齢化のため、医療・介護費用は増加するのが当然です(医師)
  • 薬剤、その他の器材が値上がりしている中、引き上げがなくては医業は困難です(医師)
  • スタッフの給与を引き上げるためには、診療報酬の引き上げをお願いします(医師)
  • 経費の増加(人件費・材料費他)による経営の悪化が、同業者の話題になっています。せめてその分だけの引き上げが必要と思われます(歯科医師)
  • 技工士さんとスタッフの待遇改善に診療報酬を引き上げをお願いします(歯科医師)
  • 2017年9月17日読売新聞(歯科院内感染対策に壁)より、日本医業経営コンサルタント協会副会長の永山正人さんは「歯科の診療報酬は医科に比べて低く抑えられている。診療報酬に院内感染対策を強化する新たな加算が必要」と主張されています。このことについても診療報酬への考慮をお願いします(歯科医師)
以上

(参考)
理事長声明:マイナス改定は容認できません/地域医療を立て直すために診療報酬・介護報酬の大幅な引き上げを求めます(2017年11月21日)

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